top of page

何もない世界
「もう耐えられない」僕が君に言った言葉
虚をつかれたような君の表情が今も僕の心を濁す
我儘な君の言うことをいつも素知らぬ顔で聞いてたろ
僕の意見なんてはじめから通らないって知っていたから
君が居なくなって腹立たしい事も、余計な散財ももう何も無い
自由を手に入れて楽になった筈が、気が付くと笑う事も何も無い
本当の君の気持ちを考えた事はあったかな
心が疲れ果てた僕は君の悲鳴を聞き逃していたかも
君が居た頃は気を遣いながらご機嫌取りしたけど、もうそれも無い
自由を手に入れて楽になった筈が、あれからは温か味も感じない
ああ、何も無い世界
ああ、暗闇の世界
ああ、探していたモノは
ああ、ここじゃ見えない…
ああ、感情を失くしたのは…何故だ
君が居た頃は気を遣いながらご機嫌取りしたけど、もうそれも無い
自由を手に入れて楽になった筈が、あれからは温か味も感じない
君が居なくなって腹立たしい事も、余計な散財ももう何も無い
自由を手に入れて楽になった筈が、気が付くと笑う事も何も無い
bottom of page